うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

入学して1日目に何するの?その1

入学式が終わった翌日から早速授業に入るわけですが、何をするか知らない人がほとんどだと思います。うちの学校の1年生は2年連続こんなことをやりました。

 

2017年4月7日 入学式翌日

 

1時間目 生活

防災頭巾の使い方や机の下にどう隠れるか

→いつ災害が起こるかわかりませんので、一番に教えたいことです。椅子の背もたれに防災頭巾を取り付けていますが、すぐにそこから防災頭巾を取り出せるか確認をして、かぶり方も教えます。なかなか出せない子もいるのです。また、地震の場合は机の下に隠れるのですが、頭と足までしっかりと隠れるには机の下で体育座りをすることなどを教えます。そして、廊下に速やかに並ぶこともやって見せます。

 

・靴箱の使い方と靴のそろえ方

→自分の下駄箱がどこかということ、靴のかかとをそろえて自分の場所に入れることを確認します。外履きからうわばきに履き替えるときに座って履き替える場所はありません。立ったまま履き替えることになります。靴は運動靴が好ましいです。休み時間に外で遊ぶことになるからです。もし靴紐ありの靴を履く場合は、靴紐を結べるようにしておいてください。最近はマジックテープのものが多いようです。

 

・トイレの使い方

→大事なのは「一歩前へ。」ということです。トイレのどこに立って用を足したらよいのかも教えています。トイレで困るのは女子が多いです。なぜなら、学校のトイレはほとんどが和式だからです。うちの学校では1年生用のトイレが5個あります。2個が洋式、3個は和式です。1年生の初めのころは、たった2つしかない洋式を求めて、トイレが長蛇の列に!!5分しかない休憩時間では教室に戻ってこられません。和式トイレの使い方も入学前にお願いしたいところです。

 

あっという間に45分たってしまいます(笑)

子どもたちが飽きないように、絵を見せたり、実際にトイレや下駄箱を回ってみたりの45分間です。