話を聞けない子に対して その4
嵐グループのスタンプカード作戦は、彼らにとって良い意識付けになったようです。
彼らの目標は、嵐を早く卒業すること。
卒業の規定はアバウトですが、沢山スタンプを貯めていく(しっかり話を聞くことややるべきことをやると貯まる)のが早道であることも認識したようです。
ちなみに、5人とも男子です。
1月終わりの今では、3人が嵐を卒業しました。
卒業したといっても、他の児童に比べると幼いところはもちろんありますが、
1、朝の支度が時間内にしっかり終わるようになりました!
→学校に来たらすぐに友達とふざけてしまって、用意したりランドセルをしまったりが遅れてしまっていたが、5分という時間の中で準備が出来るようになりました。
2、話を聞いてる様子が見られるようになりました!
→こっちをしっかり見て話を聞ける回数が増えました。つまり、手で消しゴムや消しカスをいじり続けたり、イタズラ書きをするのが減りました。
3、ノートを書く際に、しっかり書き始めるようになりました!
→ぼーっとしたり、机の上が散らばっていたり、声を書けないと書き始められなかったけど、自分で意識的に書けるようになってきました。もともと学力は低くないので、書き始めれば、問題を問いたり、考えたりすることはできます。
すごい成長ですね。
2人の子はまだ卒業できていませんが、あとは、2の部分だけ頑張ってもらえたら卒業です。
こうやって書くと、3年生としてはすごく幼いなと思いますが、彼らなりにすごく頑張っているんだなと感じます。
そのために、たくさんたくさん声掛けをし、たくさんたくさん褒めました。
1つでも改善したところは徹底的に褒め、クラス全体でも頑張りを労いあいました。女子が良い子達で、嵐のメンバーが頑張っていることを伝えてくれたりもしました。