うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

話を聞けない子に対して その4

嵐グループのスタンプカード作戦は、彼らにとって良い意識付けになったようです。

彼らの目標は、嵐を早く卒業すること。

卒業の規定はアバウトですが、沢山スタンプを貯めていく(しっかり話を聞くことややるべきことをやると貯まる)のが早道であることも認識したようです。

ちなみに、5人とも男子です。

1月終わりの今では、3人が嵐を卒業しました。

卒業したといっても、他の児童に比べると幼いところはもちろんありますが、

1、朝の支度が時間内にしっかり終わるようになりました!
→学校に来たらすぐに友達とふざけてしまって、用意したりランドセルをしまったりが遅れてしまっていたが、5分という時間の中で準備が出来るようになりました。

2、話を聞いてる様子が見られるようになりました!
→こっちをしっかり見て話を聞ける回数が増えました。つまり、手で消しゴムや消しカスをいじり続けたり、イタズラ書きをするのが減りました。

3、ノートを書く際に、しっかり書き始めるようになりました!
→ぼーっとしたり、机の上が散らばっていたり、声を書けないと書き始められなかったけど、自分で意識的に書けるようになってきました。もともと学力は低くないので、書き始めれば、問題を問いたり、考えたりすることはできます。


すごい成長ですね。

2人の子はまだ卒業できていませんが、あとは、2の部分だけ頑張ってもらえたら卒業です。

こうやって書くと、3年生としてはすごく幼いなと思いますが、彼らなりにすごく頑張っているんだなと感じます。

そのために、たくさんたくさん声掛けをし、たくさんたくさん褒めました。

1つでも改善したところは徹底的に褒め、クラス全体でも頑張りを労いあいました。女子が良い子達で、嵐のメンバーが頑張っていることを伝えてくれたりもしました。