話を聞けない子に対して その5
これまでの流れをまとめると
~話を聞けない子達が、話を聞けるようになるまでの道のり~
1、本人達が意識する
(話を聞けないと困る→聞けるようになろうと自分達で気づくこと)
2、スタンプなどで頑張りを見える化することで、やる気につなげる
3、グループの中で競う
(だれが早く卒業できるか、少しは気にしていたようです)
4、頑張ったら認められる風土がある
(担任にもクラスの仲間にも認められる)
5、行動が改善される
(さらに、たくさん褒められる)
かなと感じました。
変化が見られた時には
「今日は自分からすぐに用意できていたね。すごく成長しているね。」
など、個別に声をかけました。
また、個別に触れ合ったりも大事だなと思いました。くすぐったり、頭をなでたり、ハイタッチしたりなど(問題にならない程度の)ボディコミュニケーションもとりました。
そうすることで、この人(担任)は良くも悪くもいつも見ていてくれる(見られている)と認識します。そうなると、少しは頑張ろうと思ってくれるようです。
また、お家との連携をとり、お子さんを褒めたり、様子を伝えたりもしてきました。
こうやって彼らとの時間を育み、彼らの年齢なりの成長もあり、嵐グループは変化してきました。