学級崩壊のメカニズム その2
幼い子達が多いと学級崩壊が起こりやすいと考えるその理由とは?
あくまでも私の考えですが、
子どもは易きに流されやすいからです。
授業中に頑張る子ばかりだと自分も頑張らなきゃって思いますが、
授業中にさぼってる子が少なからずいるのであれば自分も楽しちゃおう
って考える子が必ず出てきます。
それは責められません。
大人もそうですよね。さぼってお金稼ぐ人が職場に少なからずいたら、それでいいんだと思って、
楽な方に流される人が多いのでは?
クラスの幼い子達の行動パターンは
〇話を聞けない
〇おしゃべりしちゃう
〇ノートを書かない
〇ぼーっとしちゃう
でした。
こういう子は必ずいます。悪気はないのです。
嵐のメンバー(前回の記事での)は、まさにこれ!
例えば、嵐のメンバーの行動をそのままにしておく(許してしまう、放置してしまう)と、
1、最初は5人だったのに
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2、影響を受けやすい次の5人が同じ行動をします。「許されるの?自分もそうしよう。」
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3、そうなると10人になってしまい
↓↓↓
4、次に影響を受けやすい子も5人ほど頑張るのをやめて流されます。
「頑張っても報われないんだ。楽しよう。」
↓↓↓
5、これが30人のクラスとすると
これで半分の15人の子が嵐のメンバーと同じ行動を取り始める。
そうなると、手に負えなくなります。
あっちこっちも手がかかる!
真面目な子はもう他の子の行動をシャットダウンし、耐えるしかない。
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6、真面目に頑張りたい子がいても、あっちこっちでおしゃべりが始まり、授業をする状態ではなくなります。
つまり、
学級崩壊とはすごい大物(悪い意味で)がいるから起こるというのではなく、
インフルエンサーがいて起こるものと私は考えています。
インフルエンサーに嵐のメンバーのように幼い子がなりやすい!
ということなのです。