学級崩壊のメカニズム その4
そんな学級崩壊気味の中、私は2つの事がきっかけで、沼からはい出すことができました。
1つ目は旅行です。
6月半ばまで(土日も仕事をしたり、無気力だったり、泣いていたりで)土日は家から出られなくなる状態が続いていたのですが、6月終わりに旅行の予定があり思い切って行くことにしたんです。
そうしたら!
思い詰めていた気持ちがすっかり晴れて、土日は仕事のことは忘れよう!
それが精神的に平和だと考えるようになりました。
そこからですかね、土日の息抜きを大事にするようになったのは(笑)
2つ目は周りの人にヘルプを出しまくったことです。
「クラスがうまくいっていません!」
と職場の先輩に伝えていると、ある日、「一緒に勉強会に行かない?」と誘ってくれる方がいました。
図工の先生で、数人で勉強会をしているとのこと。早速、行くことにしました。
行ったのは、あるマンション。
そこに素敵なマダムがいました。
マダムと(私を含め)教員3人でゆっくりと学びがスタートしました。
『アドラー心理学 』との出会いでした。
実は、マダムは不登校児の親、教員に対して『子ども×アドラー心理学 』を教える方だったんです!
いろいろな学校で講演会も行っているとのこと。
そこで、子どもにアドラー心理学の考えで接していく方法を教えてもらいました。本をもとにみんなで読みといて、演じてみることで理解を深める学び方でした。
そこで学んだ内容も良かったのですが、私にとっての救いは、マダムが私の頑張っていることを毎回褒めてくれたのです。よく頑張っているね、と共感してくれたのです。
それがその時の私にはとっても大切でした。
そして、一緒に学んでいた先輩方も心が温かい!共に頑張ろうねと言ってくれました。
この2つにより、救われました!