うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

学級崩壊のメカニズム その5

1年目の時に、学級崩壊気味になった理由を自分なりにいくつか考えてみました。

もちろん新人で貫禄がなかったこと、
右も左も分からないってこと、
子どもに教えた経験が教育実習以外でなかったということもありますが、


1番は「ルールを明確にしなかったこと」にあるのではないかと思いました。

例えば、「練り消しってありなの?」
と消しカスを集めている子どもに聞かれました。

「別に良いのでは?」
と答えてしまったのですが、
それから、授業中に練り消しをずっといじってしまったり(授業を何も聞いていません)、買ってきた練り消しを揉んでいたり、消しカス集めて作っていたり、
と思っていた以上のことが出てきてしまいました。

それで、後から「練り消しはダメ」と言っても、子ども的には「前にOKだったものが、なぜダメになったのか?」が納得できません。

今の私なら、最初から「ダメ」と伝えると思います。
最初から「ダメ」と言われると子どもはすんなり引き下がります。

後からルールを変更し、
「大丈夫」→「ダメ」になるのが反発を感じさせるのです。


では、どうしてもルールを変更しなければならない時には、どうしたら良いのでしょうか?

そんな時には
「〇〇という理由だから、ダメになったよ。」
と説明してあげることです。そうすると納得してくれます。


1年目の時は、最初から「ダメ」と言えず、ルールをが曖昧になっており、それがもとで反発があったのだろうと思います。