うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

悩み相談の多くが友だち関係です  その1

保護者の方から様々な相談を受けますが、いくつか紹介していきます。

 

1、揉め事

 

まずは、お子さんに具体的に聞いてみましょう。そして、因果関係をはっきりさせましょう。必ず何かしらの理由があって、揉め事はおきます。

できたら、お子さんと実際に起きた出来事について、シュミレーションもしてみましょう。


お子さんの話ばかり決して鵜呑みにしないと言うのが大事です。

1年生は自分の言い分だけ伝えてきます。ですが、「どうしてそうなったの?」とか「あなたは何もしなかった?」と聞くと、「ぼくはちょっとからかっただけなんだ。。」とか何かしら理由が出てくるはずです。結局、お互い様だよねってことも多いです。


ただ、
一方的にやられていることもあります。それは心配ですし、あってはならないことです。事情を聞いてみて、一方的にやられている場合、すぐに先生に連絡しましょう。


時間が経てば経つほど、解決するのに時間がかかります。なぜなら、子どもはすぐに細かいことを忘れてしまうからです。なので、すぐに連絡しましょう。


私の場合ですと、そうやって教えてもらえることはとてもありがたいです。

連絡をもらったら、翌朝、すぐにその子の話を聞きます。できるだけ詳しく聞き取ります。そして、「どうしたい?」と本人にやってもらいたいことを聞いています。

「もうやらないで欲しい。」
「謝って欲しい。」
が多いですが、たまに、
「今回は言わないで欲しい。次にあったら、また伝える。」
と考える子もいます。それは尊重します。

などなど、その子の気持ちは違います。

そのあと、相手の子を呼びます。担任と2人きりでよく話をして、事情を確認します。


そして、その子と相手の子と担任の3人で話します。

 

事情を確認した後に、必ず、
その子に「どんな気持ちだった?」「どうしてほしい?」と確認します。相手の子に、自分がやられてどんな気持ちだったか聞かせます。そして、相手の子には「〇〇さん、こんなことされて、とても悲しかったんだね。あなたは、されたらどう思う?」と自分がされたらどう思うか確認します。

 

1年生は相手の気持ちを察することができない子もいます。もし自分だったらどう思うか?を想像できるようになることが大事です。そして、自分のやったことが友だちをどれだけ傷つけたのかを知ることも大事です。

そうなってはじめて、次はやらないようにしようと思うのです。

 

子どもも大人と同じでいろいろあります。社会の中で、揉まれながら生きていくのです。1年生はとっても未熟で当たり前。揉め事などを経て成長していくといっても過言ではないでしょう。

保護者の方は心配が多いと思いますが、まずは、担任の先生とコミュニケーションをとって、心配を減らしていきましょう(*^_^*)