うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

うちのクラスの面白キャラクター紹介 その2

そんな気になるA君の特徴をいうと
(1学期)

1、ひたすら本を読んでいます。
そして、それ以外の授業の活動にはあまり参加しません。
ノートを書くこと、自分の感想を書くこと、友達と一緒に活動することはやりません。一方、テストは受けるというシステムにはなっているようです(笑)


2、話を聞いていないようで、実は聞いている??

テストの結果を見ると、知識的なものや読解力を問うものについては、基本100点です。実は聞いているのか?本を読んだことによる基礎学力で解いているのか?たぶん後者だと思いますが、本を読みながらも聞いている部分はありそうです。


3、トイレに行くことや困っていることを言えず、突然、教室から抜けて、水を飲んだり、トイレに行ったりしている。

また、本を替えに違う教室まで行ったりもしており、図書室に行くと宝の山なので1人で戻ってくることは困難です。1人でケラケラ笑いながら本を読んでいるのを何回か図書の先生に目撃されています。

彼は忍術のように、一瞬で消えるので、出る瞬間に気づくことが難しいです。
こちらが黒板を板書しているときに、ふらっと消えている!

ただ、彼の行きたい場所は、基本的に家庭科室(料理本あり)か図書室のどちらかなので、探しに行くと必ずいます。

ただ、探しに行くことは難しいです。なぜなら、クラスの子の安全管理を同時にしなければならないのです。ゆえに、専科の先生の授業の時には私が探しに行きますが、自分の授業の時には、A君と親和性の高い友達を2人派遣し、連れて来てもらうようにしています。親和性が高いことは大事で、A君が安心して戻れるきっかけとなります。