うみ先生から、あのね🎶

商社→小学校教師に転職したうっちー先生が小学校現場を紹介していきます。※2021年5月からは学校教育にコーチングを取り入れる奮闘記に変わりました!

学級崩壊のメカニズム その6

1年目の時の私は
「子どもに嫌われたくない」
と思っていました。
それゆえ、何か良くないことを子どもがしてもはっきりと「ダメ」と言えかかったり、怒らなかったりした結果、学級崩壊気味になりました。

ある時、ふと思いました。

それって自己満足なのでは?と。

子どものためならば、
正してあげないとならない時はちゃんと注意し、叱ることが必要なはず。彼らの未来を考えればそう。

ただ、私は自分が子どもに嫌われたくないから、それをしてあげていなかった。

そんな自分にふと気づいてしまい、なんで先生やってんだろうと反省しました。

気づいてからは、ちゃんと注意したり、叱ったりすることが出来るようになりました。

そうなると、子どもに舐められることがなくなりました。

その後、子どもと会話をしているときに、
「どんな先生がいい?」
と聞くと、
「ちゃんと叱ってくれる先生がいい。」
と言っていたので、
子どもってちゃんと分かっているんだなと感じました。

ただ甘やかすのではなく、きちんと叱ることが相手のためにもなるし、その相手にもその気持ちは通じるんですね。

それを見抜く子どもは本当にすごいなと思いました。子ども恐るべし!